2008年7月30日
PLUTO 6巻
『PLUTO』のの6巻買いました。3巻あたりからすでにグダグダ気味だったけど、張り巡らされてきた謎が少しづつ解明されてきて、やっと面白くなってきました。世界三大ガッカリ漫画(※)の内二つの作品を生み出したガッカリ漫画界の帝王・浦沢先生ですが、PLUTOはちゃんと最後まで描ききってくれるんでしょうか。
それにしても作者のSF知識が30年前くらいでストップしているのがいつも気になってしまいます。鉄腕アトムが原作だから仕方ないと言えば仕方ないんですが、ひどく古臭く感じます。
特に人間的な感情を得たロボットが優れたロボットだなんて描写は、逆説的に人間中心的な考えが垣間見えて、ロボットの権利なんて言葉も偽善的に聞こえます。「人格」も「道徳」も人間社会の中で淘汰され伝達されてきたものなのに、それをロボットに押し付けるなんておこがましいとは思わんかね。
※浦沢先生は「MONSTER」と「20世紀少年(21世紀少年)」のラストで多を圧倒するガッカリイリュージョンを成し遂げた偉大な漫画家である。世界三大ガッカリ漫画のもう一つは望月峯太郎先生の「ドラゴンヘッド」だとする主張がガッカリ漫画界での最右翼だ。