グレッグ・イーガン『ひとりっ子』

グレッグ・イーガン『ひとりっ子』

グレッグ・イーガンの短編集『ひとりっ子』を読んだ。ニューロンを制御するナノマシンインプラント、世界の不備を突く新数学、合成される人格、そしてあらゆる可能性を秘めた平行宇宙。数々の最新SFネタに驚かされた。中でも平行宇宙を扱った「オラクル」「ひとりっ子」にはおおいに興味を惹かれた。

もしこの世界から枝分かれした別の宇宙にぼくが行わなかったあらゆる選択を行使した別の”僕”たちがいたら。この僕はそのあらゆる可能性からなるゼロサムゲームの負の部分を一身に背負ったもっとも不幸なバージョンの”僕”だ。

ちくしょう、ふざけるな。僕がクリスマスに独りでケーキを2個食べてる時に、別の宇宙では可愛い彼女とイチャイチャしてる”僕”がいたかもしれないんだ。そんなのってアリかよ。いつまでこの世界のバージョンの僕は他の世界のバージョンの”僕”の割りを食っていかなけりゃならないんだ。この世界が誕生した時にコーディングされた僕の運命はいつまでこの不幸なデコードを繰り返すんだ。

もうウンザリだよ!!!ゲーテルの定理が証明するように、量子崩壊の裏面たる計算不能な非線形世界は仏陀界の顕在的表現なんだよ!!


山下しゅんや:WILD FLOWER

やたらamazonでオススメしてくる山下しゅんやの「WILD FLOWER 山下しゅんや作品集II」を買ってみた。FFXの武器やNPCのデザインをしてた人らしい。

ゲームやフィギュアのキャラデザインの仕事が多いからただのキャラの立ち絵が多いのが不満だけど、肉感的な女の子はすばらしいな。特にケツへのただならぬこだわりを感じる。

やっぱオッパイよりケツだよね!


前嶋重機:DRAGON FLY Vol.1

前嶋重機のフルカラーコミック「DRAGON FLY Vol1」買いました。ストーリーはつまらなそうだったからセリフとか飛ばしながら見てたけど、絵はなかなか好きです。表紙の絵はあまり好みじゃないけど…。

前嶋重機は主に小説(ってかラノベ?)の挿絵とか描いてる人だけど、画集とか出てないのが残念。

エロティックでいい絵です。


ディアスポラ

ディアスポラ

グレッグイーガンの「ディアスポラ」をやっと読破。久しぶりに読み応えのあるSFだった。

人類が肉体を捨てポリスと呼ばれるサイバースペースに移入した遠い未来の話。人類は「ディアスポラ」と呼ばれる宇宙進出計画を始める。しかしそこで人類を襲う未曾有の危機を知ることになる。

同じく電脳世界を描いた同作者の著書「順列都市」のただの発展形かと思ってたけど、全然違った。サイバーパンクというより完全な宇宙探索もの。

グレッグ・イーガン
お得意の架空の生態系の描写にしびれる。どうやったらこんな生物が思いつくんだっていつも思う。しかもSF理論が難しすぎ。ワームホールとか多次元宇宙の理論はまったく意味不明。でも面白い!

ラストも感動したけど一番印象に残ったシーンはやっぱりイノシロウがアレなことになる所かな…。

TOKYO NOBODY

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中野正貴の写真集「TOKYO NOBODY」を購入。誰もいない東京の街の風景が写し出された不思議な感覚がする写真集だ。

この本を買うとき、某書店のエレベーターに乗ってたら女子高生の集団も乗り込んできて寿司詰め状態に。なんていうかヘブン状態でした。

明日からまたがんばろう!