2008年12月31日

グレッグ・イーガンの短編集『ひとりっ子』を読んだ。ニューロンを制御するナノマシンインプラント、世界の不備を突く新数学、合成される人格、そしてあらゆる可能性を秘めた平行宇宙。数々の最新SFネタに驚かされた。中でも平行宇宙を扱った「オラクル」「ひとりっ子」にはおおいに興味を惹かれた。
もしこの世界から枝分かれした別の宇宙にぼくが行わなかったあらゆる選択を行使した別の”僕”たちがいたら。この僕はそのあらゆる可能性からなるゼロサムゲームの負の部分を一身に背負ったもっとも不幸なバージョンの”僕”だ。
ちくしょう、ふざけるな。僕がクリスマスに独りでケーキを2個食べてる時に、別の宇宙では可愛い彼女とイチャイチャしてる”僕”がいたかもしれないんだ。そんなのってアリかよ。いつまでこの世界のバージョンの僕は他の世界のバージョンの”僕”の割りを食っていかなけりゃならないんだ。この世界が誕生した時にコーディングされた僕の運命はいつまでこの不幸なデコードを繰り返すんだ。
もうウンザリだよ!!!ゲーテルの定理が証明するように、量子崩壊の裏面たる計算不能な非線形世界は仏陀界の顕在的表現なんだよ!!
2008年12月31日
現在実家で背景画の強化合宿中。数年ぶりに紙に絵を描いたけど、アナログの不自由さとデジタルの便利さを改めて思い知った。なにが不自由かって資料をその場でググれないのがすごい面倒だ。なんか描いてアップしようかと思ったけどスキャナもなんもないからアプれない。
まあそんなことは置いといて今年のマイベストアルバムを発表。今年はやはりPendulumの『In Silico』がダントツでよかった。1stでは非凡なセンスを見せつつもまだドラムンベースの範疇で収まっていたけど、この2ndはジャンルのくくりなんかバカらしくなるくらい怒涛のテンションの楽曲ばかりだ。最高。
Pendulum – Granite(Live)
2008年12月23日
もうすぐ2009年だ。
あと1年ちょっとで00年代が終わる。
10年前、僕は中学生だった。
あれから僕は成長しているのだろうか。
この10年、僕は取り返しの付かないことをしてしまったんじゃないだろうか。
2008年12月14日
アウェーの飲み会ほど苦痛なものはない。
世間一般との価値観の剥離を嫌というほど思い知らされる。
あいつらの話にはまったく興味が持てない。
おそらく逆もそうなんだろう。
朝の糞情報番組を見て糞世間と糞自分を同期する。
まったくくだらないよ。
2008年12月11日
情報弱者は10万で買ったハーフHD液晶テレビで蝿のたかった糞バラエティを見る。一方僕のようなインテリは4万で買ったフルHDのPCディスプレイにPS3を繋いでキチガイが暴れまわる映画をブルーレイのハイクオリティ画質で見た。
何度見てもジョーカーのマジックは笑える。ハハ、ハハ!
